こんにちは、園芸ブロガーのりょん(@ryon_gajulemon)です。
ガジュマルを育て始めたときって、慣れてないとお世話の仕方がわかりませんよね。
- 水やりはこれくらいでいいの?
- 植え替えっていつやればいい?
- 剪定(せんてい)って必要?
などなど、私も育て始めの頃は右往左往していました。
そこで、当記事では上記のようなガジュマル初心者さんのために、ガジュマルの育て方をまとめましたので、一通り目を通していただけたら幸いです!
冬の育て方

これから本格的な冬を迎えるにあたり、どのように寒さ対策をすればいいか悩みますよね。
というのも、ガジュマルは寒さに弱い植物。冬の間は休眠期間に入り、生長は止まります。
従って、私たち人間はガジュマルが出来るだけ葉を落とさないように、環境を整えてあげることくらいしかできないんですね。。。
そのためにやってあげるべきことは、以下の5つです。
- 暖かい場所で管理
- 水は土が乾いてから
- 葉水は様子を見ながら
- 肥料は控える
- 受け皿に水を溜めない
そう、冬は根も水を吸い取る力が弱まるので夏と同じように水分を与えたり、肥料をあげるのはNGなので注意しましょう!
もっと詳しく越冬の方法について読みたい方は【ガジュマル】越冬のための育て方と注意点まとめ|水やりや温度管理などをご覧ください♪

ガジュマルの植え替え

ガジュマルをお花屋さんなどで購入すると、「大体1年くらいで植え替えてくださいね~」などと言われると思います。
あれ、言われませんでしたか?
ガジュマルの根は生命力が強いのでどんどん生長し、1年もすると購入当初の鉢では根詰まりを起こしてしまうんです。
そこで植え替えが必要になってくるのですが、これまで植物を育てることに馴染みのなかった方には何をしたら良いかちんぷんかんぷんですよね💦
まずは、植え替えについて最低限知っておくべき知識をまとめます。
- 植え替えのタイミング→1~2年、但し根詰まりや土の吸収力が弱い場合は園芸店で相談しよう
- 植え替えに適した時期→5月・6月(厳密ではないので4、7月もOK)
- 植え替え後のお手入れ→日陰で管理し、肥料はあげない。水は土が乾いてから
植え替えには時期とタイミングが大切ですから、注意して行いましょう。
次に、実際の植え替え手順です。
- 新しい鉢の底に鉢底ネットを敷く
- 鉢底石を敷く
- 入れたい土の高さの1/3程度まで土を入れる
- 元の鉢に埋まっているガジュマルを取り出す
- 根をほぐし、腐った根は切っておく
- 新しい鉢にガジュマルを植える
- 鉢の上部から1~2cmほど下まで土をかぶせる(ウォータースペースの確保)
- 水をたっぷりあげる
- 陥没したり沈んだ部分に土をのせて最終調整する
上記の順番でOKです♪とは言え、初めての場合は写真付きでもっと丁寧な解説を読みたいと思いますので、【初めてでも簡単】ガジュマルの植え替え方法とその後のお手入れについてをご覧になっていただければ幸いです!!

ガジュマルの剪定

植え替えと同じくらい大事なのがガジュマルの剪定です。剪定というのは、伸びすぎた葉っぱを切って見た目的にも、栄養の偏りも整える作業のことを言います。
剪定についても、まずは基本知識を身に着けておきましょう。
- 剪定のタイミング→下記のチェックポイントを参照
- 剪定に適した時期→5月~7月
- 剪定方法→切り戻し・丸坊主。
- 剪定後のお手入れ→日陰で管理し、水は土が乾いてから
まず剪定のタイミングについてですが、チェック項目を作っているので下記に1つでもチェックがつく方は剪定に適した時期を守って挑戦してみてくださいね。
該当項目 | 対応方法 | |
---|---|---|
A | □一部の枝が伸びすぎている | 切り戻し |
□葉が生い茂っている | ||
□木の形を少し整えたい | ||
B | □木の形を一から作り直したい | 丸坊主 |
□枝が細くなり元気がない | ||
□病害虫で弱っている |
切り戻しとは、ガジュマルの伸びすぎている部分の枝を切って短くし形を整える方法です。
一方丸坊主というのはその名の通り、枝葉を根元から全部切り落としてしまう方法です。
「え、そんなことして大丈夫なの!?」
という声が聞こえてきそうですが、れっきとした剪定方法ですので、ご安心ください。
具体的なやり方の手順は【誰でも簡単】切り戻しや丸坊主など|ガジュマルの剪定方法と注意点まとめに掲載しておりますので、こちらを参照していただけますと幸いです。

ガジュマルの増やし方

ガジュマルを増やすには、剪定枝を育てる必要があります。ガジュマルは剪定で切った枝を育てるとその枝が生長してくれます。
剪定枝はガジュマルらしい太い根には育ちにくいんですが、年月をかければ太い根に育てることもできるらしいです。
ガジュマルの剪定枝は主に3つの方法で育てることが出来ます。
- 挿し木
- 水挿し
- ハイドロカルチャー
挿し木

挿し木は剪定枝を土に植える方法で、ガジュマルの育て方の中では一番育てやすいのではないかと思います。
挿し木も5~7月に育ててあげると生長しやすいので、剪定と時期を合わせるといいですね。
詳しい挿し木のやり方は【不器用さんでも簡単】ガジュマルの挿し木の方法|用意するものからアフターケアまでで解説していますので、こちらをご覧ください!

水挿し

水挿しとは、水に剪定枝をつけておくだけの方法です。
手軽ではありますが、大きく育つにはやはり土を使うかハイドロカルチャーがよいようですので、タイミングを見ていずれかに植え替えるのがおすすめです。
水耕栽培との違いや水挿しの育て方について詳しく解説しているのは以下の記事になりますので、気になる方は↓コチラをお読みになってくださいね!

ハイドロカルチャー(水耕栽培)

ハイドロカルチャーは人工の土と水を使って栽培する方法です。
人工土を使用するので衛生的で、虫がわきづらく見た目も綺麗なので部屋に合うインテリア要素を取り入れたい人におすすめです。
人工の土ってどんなもの?と思われる方もいるかもしれないので、写真を載せておきますね。
▼ハイドロボール(人工の土)

ハイドロカルチャーの育て方や植え替え方法は【ガジュマル】ハイドロカルチャー(水耕栽培)の育て方|メリットや注意点などを参照してくださいね。

ガジュマルにおすすめの土

ここまでガジュマルの植え替え方法などを書いてきましたが、初めて植え替える方はどんな土を使えばいいのかな?と疑問に思いますよね。
私は「そもそもどんな種類の土があるの!?」というレベルでした。笑
結論からお伝えしてしまうと、ガジュマルにおすすめの土は↓コチラです。
- ガジュマルに適した土→水はけがよい土・通気性のよい土
- 初心者におすすめの土→観葉植物の土
- ガジュマルに適したブレンド→培養土4:赤玉土3:鹿沼土3
つまり、ブレンドなどの手間をかけたくない方は「観葉植物の土」がおすすめです。園芸店などに売っていますよ♪
せっかくなのでブレンドに挑戦してみたい!という方は、上記の配合で試してみてください☺
参考にガジュマルを育てるのに最適な土は?おすすめの土の選び方や配合もご紹介!もご覧ください。

ガジュマルの花と花言葉

ガジュマルって緑の葉っぱが青々と茂っていて、花が咲くイメージないですよね?
でも、お花咲くんです!!
「え、どんな花!?」
と気になるところかと思いますが、実はガジュマルのお花って見ることはできないんです。
というのも、ガジュマルの花は実の中で咲くので、表に出てくることはないんですね。
見えないとは言え一応花は咲くので、ガジュマルにも花言葉があります。それは以下の2つです。
- 健康
- たくさんの幸せ
それぞれの花言葉の由来や、ガジュマルの実がどんなものか知りたいという方はガジュマルの花言葉とは?どんな花が咲くのかも解説しますをご覧くださいませ♪

ガジュマルの風水

ガジュマルには風水の効果もあるってご存知ですか?
観葉植物には風水効果があるのですが、ガジュマルも例にもれず以下のような効果があります。
- 運気UP
- 金運UP
- 調和力
- 厄除け
- リラックス
ガジュマルにはアスファルトや岩をも砕く強い生長力があることから、運気を引き寄せると言われているんです。
置く場所によっても効果が変わり、リビングに置けば家族の調和を助けてくれます。
詳しくはガジュマルの風水で運気UP!オススメの置き場所とやってはいけないこととは?をご覧になってくださいね。
