こんにちは、園芸ブロガーのりょん(@ryon_gajulemon)です。
ガジュマルを育て始めると、そんな疑問がわいてきますよね。
そこで、当記事ではガジュマルを育てている筆者が剪定(枝を切って揃える事)の目的や手順、 その後のお手入れまで調べてまとめてみました。
▼この記事を読むと、こんなことができるようになります
- 一人で剪定ができるようになる
- 剪定のアフターケアができるようになる
ガジュマル初心者さんには必見の内容ですので、これから剪定が必要な方はぜひ参考になさってくださいね。
- ガジュマルの剪定方法を知りたい
- 剪定に必要な道具を知りたい
- 剪定時期やその後のお手入れ方法を知りたい
- 今じゃないけどいつかガジュマルの剪定をするから予習したい
ガジュマルを剪定する目的

ガジュマルを初めて育てる人にとって、初めての剪定は勇気がいりますよね。
せっかく育った枝や葉っぱを切っちゃうなんて、もったいないし可哀想、と感じる方もいるかもしれません。
しかし、ガジュマルは生長の早い植物です。剪定をせずに放っておくと家では管理しきれない大きさになったり、一部の枝葉が生長しすぎることによって全体の生長が偏り、元気がなくなってしまうこともあるんです。
ガジュマルを剪定する目的は以下の通りです。
- 木の形を整える
- 栄養の偏りを修正する
- 生長しすぎることを防ぐ
- 生い茂った葉による風通しや日当たりの偏りを修正する
- 弱ったガジュマルの力強さを取り戻させる
剪定をすべきかどうか?チェックポイント

初めてであればなおさら、比べる対象がないので剪定をした方がいいのか悩みますよね。
そこで、あなたのガジュマルは剪定をした方がいいのか、いくつかチェックポイントを作ってみました。
該当項目 | 対応方法 | |
---|---|---|
A | □一部の枝が伸びすぎている | 切り戻し |
□葉が生い茂っている | ||
□木の形を少し整えたい | ||
B | □木の形を一から作り直したい | 丸坊主 |
□枝が細くなり元気がない | ||
□病害虫で弱っている |
上記に当てはまる項目がある方は、ぜひ剪定を実行してみてください。
また、1つでもBの項目にチェックがつく方は「丸坊主」という方法で剪定をしてみることをおすすめします。
剪定方法の種類

一口にガジュマルの剪定と言っても、その方法には2つのやり方があります。
- 切り戻し
- 丸坊主
①切り戻し
切り戻しとは、伸びすぎた枝を切って元のおさまりの良い状態へ形や長さを整えてあげる方法です。
切り戻しには以下の2つの効果があります。
- 木の形を整える
- 栄養の偏りを正す
見た目を整えるだけでなく、一部の枝の伸びすぎや葉っぱの茂りすぎによって栄養が偏ったり風通し・日当たりの悪さを解消します。
②丸坊主
丸坊主とは、その名の通りガジュマルの枝を全て切り落として丸坊主にしてしまう方法です。
丸坊主をすることで得られる効果は以下の2つです。
- 木の形を一から作り直せる
- 細い枝が伸びる・病害虫の影響を受けたなどで弱ったガジュマルの元気を取り戻させる
ガジュマルは温暖な地域の植物なので、しばらく寒い環境におかれたり、日が当たらない状態が続くと弱々しい姿になってしまうんです。
そこでガジュマルを元通りの元気な姿に戻すために、丸坊主という手法が使われます。
上記のチェックポイントを参照していただき、Bの項目に当てはまる方はぜひ丸坊主を実践してみてくださいね。
剪定に適した時期

実は、剪定には適した時期があり、それは5~7月と言われています。 生育期は5〜6月なので、より望ましいのは5月・6月と言えるでしょう。
「丸坊主」はガジュマルに大きなダメージを与えるため、必ず5~7月にやるようにしましょう。
剪定のために用意するもの
- 園芸用手袋
- 剪定バサミかナイフ
- 癒合剤(ゆごうざい)
- ティッシュ
癒合剤とは、植物の切り口にぬる傷薬のようなものです。傷口を早く修復してくれるだけでなく、傷口から入る雑菌などの侵入を防いでくれる役割もあります。

切り戻しの手順

- 理想の形をイメージしておく
- 理想の形より一回り小さくなるように伸びた枝を切っていく
- 切り口に癒合剤をつける
切った枝からは白い樹液が出てきます。触れるとかぶれてしまう人もいるので直接手で触れないように注意しましょう。
- 枯れている枝があったら根元から切る
- 高さ調整のため、真上に高く伸びる枝は切る
- 枝が他の枝と重なってしまう場合はどちらかをカット
丸坊主の手順

- 幹から伸びる枝を全て根元から切る
- 切り口に癒合剤をつける
切った枝からは白い樹液が出てきます。触れるとかぶれてしまう人もいるので直接手で触れないように注意しましょう。
丸坊主はガジュマルにとっても負担の大きい手法です。剪定時期やこのあとに記載しているお手入れ方法を必ず守って実施するようにしましょう。
剪定後のお手入れ

剪定はガジュマルにとって負担のかかる行為です。剪定後1週間は以下2点に注意して
取り扱いましょう。
- 直射日光のあたらないところに(強すぎて枯れる原因に)
- 水やりは控えめに、土が乾いたら(葉が減って蒸発量が減っている)
剪定と植え替えは同時に行っても大丈夫?
はい、剪定と植え替えは同時にやって構いません。私も同時にやりましたが、適切な時期を選べばガジュマルさんは元気に育ってくれますよ♪
植え替えも一緒にやりたい、という方は以下の記事がおすすめです。
▼【初めてでも簡単】ガジュマルの植え替え方法とその後のお手入れについて

まとめ
ここまでガジュマルの剪定について書いてきました。
まとめると、
- 剪定のタイミング→チェックポイントを参照
- 剪定に適した時期→5月~7月
- 剪定方法→切り戻し・丸坊主。やり方は手順を参照
- 剪定後のお手入れ→日陰で管理し、水は土が乾いてから
上記のことに注意してあなたのガジュマルさんをきれいさっぱり剪定してあげてくださいね。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました♪
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