こんにちは、園芸ブロガーのりょん(@ryon_gajulemon)です。
初めての方なら、誰でもそう思いますよね。私もまさに同じ状態でした。
そこで、当記事ではガジュマルを育てている筆者が植え替えに適した時期やタイミング、
植え替えの方法やその後のお手入れまで調べてまとめてみました。
▼この記事を読むと、こんなことができるようになります
- 自分で植え替えのタイミングがわかるようになる
- 一人で植え替えができるようになる
- 植え替えのアフターケアができるようになる
ガジュマル初心者さんには必見の内容ですので、
これから植え替えが必要な方はぜひ参考になさってくださいね。
- ガジュマルの植え替え方法を知りたい
- 植え替えに必要な道具を知りたい
- 植え替え時期やその後のお手入れ方法を知りたい
- 今じゃないけどいつかガジュマルの植え替えをするから予習したい
植え替えの頻度(タイミング)

ガジュマルを育て始めたら、ちょうどよい頻度で植え替えをしてあげましょう。
植え替えの目安は1~2年と言われています。初めてなら、1年経った頃に植え替えをするとよいでしょう。
植え替えが必要な理由は大きく分けて2つあります。
- 根詰まりを起こして根が育たなくなる
- 土の養分が減る
根の成長に対して鉢が小さすぎると、それ以上の成長ができずガジュマルの元気がなくなっていってしまいます。 また、土の養分も徐々に減っていくものなので、あまり長い期間放置しておくと土自体がダメになっていきます。 土のリフレッシュと根が育つ新しい環境づくりのために、植え替えは必要な作業なのです。
すでに根っこが詰まって鉢底から出てきたり、水をあげても土が水分を吸収してくれない場合には植え替えをしてあげる1つのサインとなります。
- 植え替えの頻度は1~2年
- 根っこが鉢底から出てきたり、土が水分を吸わなくなってきたら植え替えのサイン
植え替えに適した時期

はい、ガジュマルには植え替えに適した時期というのがあります。
植え替えに適した時期というのは、ずばり5月・6月です。
記事によって4~7月と幅がありますが、どの記事でも共通して5月6月は植え替えに適していると記載されています。
5月6月に植え替えをするのが良いのは、その時期がガジュマルにとっての生育期にあたり、植え替えで根が傷ついたり土の環境が変わっても修復されやすいからです。
逆に冬などの活動が休止している時期に植え替えをやってしまうと、最悪の場合枯れてしまうこともあるので要注意です。
ちなみに、この植え替え時期というのは厳密なものではありませんので、6月を過ぎてしまったからといって来年まで植え替えを待つ、ということはしなくてもOKです。私も7月に植え替えをしましたが、元気に育ってくれていますよ♪
植え替えの時期とタイミングで悩むこともありますよね。
正確な判断は、そのガジュマルや生育状況にもよるので園芸店などに持ち寄って相談してみましょう。
必ずしも5月6月でないと植え替えをしてはいけないわけではなく、そのガジュマルの状態によっては冬でも植え替えをした方がいい場合もあるからです。
- 植え替えに適した時期は5月6月
- 植え替えに適さない時期でも、緊急時などは植え替え作業が必要な場合あり(専門家の意見を聞こう)
植え替えのために用意するもの

それでは、植え替えのために必要なものをまとめます。
- 今より一回り大きい鉢
- 鉢底ネット
- 鉢底石
- 新しい土(観葉植物用でOK)
- 割りばし
- 水
- 新聞紙※室内の場合
植え替えには、上記のものを用意しておきましょう。
鉢底ネットというのは▼こういうやつです。
土選びに関しては別途詳しく解説していますので、【ガジュマルを育てるのに最適な土は?おすすめの土の選び方や配合もご紹介!】をご覧ください。

植え替え手順

①新しい鉢の底に鉢底ネットを敷く
まず、土が外に漏れ出すのを防ぐために鉢底ネットを敷きましょう。
②鉢底石を敷く

次に、水はけを良くするため鉢底石を敷きます。
③入れたい土の高さの1/3程度まで土を入れる

土全体の1/3程度まで土を入れておきます。ここにガジュマルを植えていきます。
④元の鉢に埋まっているガジュマルを取り出す

元の鉢に埋まっているガジュマルを取り出しますが、この時に抜けにくい場合は鉢を少し叩いてあげると抜きやすくなります。無理やり掘り起こさずに、土ごと抜き出してあげましょう。
⑤根をほぐし、腐った根は切っておく

取り出したガジュマルの根っこにはたくさんの土や小石が絡みついています。割りばしなどでほぐしていくと大方の土や小石は取れていきます。この時に、黒く腐ってしまっている根っこは切っておきましょう。
根をほぐす際には強い力を加えずに、やさしくほぐしていきましょう。根が傷つく原因になります。
⑥新しい鉢にガジュマルを植える
用意しておいた新しい鉢に、ガジュマルをセッティングしましょう。端によらないように、中央に設置します。
⑦鉢の上部から1~2cmほど下まで土をかぶせる(ウォータースペースの確保)

ガジュマルをセットできたら、土をかぶせていきましょう。かぶせる高さは、鉢上部より1~2cm下を目安にします。この1~2cmの空間はウォータースペースといって、水をあげたときに水があふれ出ないための空間です。
土をかぶせたら隙間ができないように割りばしなどを使ってしっかり埋めていきましょう。スキマなどがあると根っこが土に馴染めず、腐っていく原因にもなるので注意です。
⑧水をたっぷりあげる
土をかぶせたら、水をたっぷり与えましょう。鉢底から水が出てくるまで多めにあげまず。
⑨陥没したり沈んだ部分に土をのせて最終調整する
水をあげると土が陥没したり沈んだりします。凹みができた部分には土をのせて平らにします。そうして最終調整をしたら完了です♪
植え替え後のお手入れ方法

植え替え後1~2週間は以下の対応でガジュマルを休ませましょう。
- 直射日光の当たらない風通しのいい場所においておく
- 水は土が乾いてから(葉水はOK)
- この期間は肥料を与えない
植え替え後はまだ根が土に馴染んでおらず水を十分に吸い上げることができません。
そこに水をたくさん流し込んでしまうと根が腐る原因にもなります。肥料も同様です。
まとめ
ここまでガジュマルの植え替えについて書いてきました。
まとめると、
- 植え替えのタイミング→1~2年、但し根詰まりや土の吸収力が弱い場合は園芸店で相談しよう
- 植え替えに適した時期→5月・6月(厳密ではないので4、7月もOK)
- 植え替え方法→上記の手順を参照
- 植え替え後のお手入れ→日陰で管理し、肥料はあげない。水は土が乾いてから
上記のことに注意してあなたのガジュマルさんを新しい鉢にお引越ししてあげてくださいね。
きっと、新しい鉢はのびのびとしてガジュマルさんも元気になってくれるはずです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました♪
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