こんにちは、園芸ブロガーのりょん(@ryon_gajulemon)です。
こんなふうに思っている方も多いのではないでしょうか。実は、剪定をしたときに切った枝で、ガジュマルを増やすことができるんです!
当記事では、剪定枝を使ったガジュマルの増やし方をご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
- ガジュマルの剪定で切った枝を活用したい
- ガジュマルの増やし方を知りたい
- ガジュマルの挿し木の方法を知りたい
ガジュマルの剪定枝の活用法|挿し木とは?

せっかく育った枝を心苦しくもカットしたものの、そのまま捨ててしまうのはもったいないですよね。
実はその枝、ちゃんと活用できるんですよ。
ガジュマルの剪定枝は、「挿し木」にすることができるんです。
元になる植物の一部分を切り取り、それを土に挿し育てることで株を増やす方法です。この切り取った一部分のことを「挿し穂」と呼びます。
1点誤解がないようにお伝えしておくと、挿し木のガジュマルを太くてもこっとした幹にするのはかなり時間がかかると言われています。
実際に挿し木を長年育てている方のブログなどを読むとわかりますが、5年7年など相当な時間をかければ、太い幹のガジュマルへ生長させることも可能なようです。
挿し木に適した時期

そうなんです。挿し木はまだ根がなく育つ力も弱いので、ガジュマルにとって生育期にあたる季節に土に植えてあげるのがよいでしょう。
▼剪定のやり方はこちら
【誰でも簡単】切り戻しや丸坊主など|ガジュマルの剪定方法と注意点まとめ

挿し木をするのに必要なもの
- ガジュマルの剪定枝
- 水をためられる容器(コップでOKです)
- 小さな鉢
- 鉢底ネット
- 鉢底石
- 土
- 割りばし
▼鉢底ネットはこういうやつです
土選びに関しては別途詳しく解説していますので、【ガジュマルを育てるのに最適な土は?おすすめの土の選び方や配合もご紹介!】をご覧ください。

挿し木の手順

- 挿し木にする枝を選ぶ *1
- 挿し木にする枝を10cm程度にカットする *2
- 葉っぱを先端の2枚程度にし、葉っぱ自体も半分にカットする
- 器に水を入れて、発根するまで挿し穂を水につけておく
- 小さな鉢に鉢底ネット、鉢底石を敷いた上に土を入れる
- 発根したら、枝の1/2ぐらいの深さまでを土に植える *3
- 水をたっぷりあげる
*1・・・元気な枝を選びましょう
*2・・・切り口は斜めにカットしましょう
*3・・・根が傷つかないように割りばし等で土に穴をあけて植えましょう

- 葉っぱを半分にカットするのは、葉が多いことで栄養が取られ発根が遅れるのを防ぐためです
- 発根するまでの期間はだいたい1週間~1カ月です
挿し木のアフターケア

はい、挿し木してすぐはまだ根が土に根付いていないので、しばらくは通常とは違う管理が必要です。挿し木を行ってから1週間は以下2点に注意して取り扱いましょう。
- 明るい日陰で管理する
- 土が乾かない程度に水やりをする
まとめ
ここまでガジュマルの挿し木について書いてきました。この記事のポイントをまとめます。
- 挿し木に適した時期→5~7月
- 挿し木の手順→上記を参照
- 挿し木のアフターケア→日陰で管理し、土が乾かない程度の水やり
- 挿し木を成功させるコツ→葉っぱは出来るだけカット
上記のことに気を付けて、あなたもぜひガジュマルの挿し木にチャレンジしてみてはいかがですか?
ここまで読んでいただき、ありがとうございました♪
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